知らないと損するかも?60代・70代の給付金・お得な制度4選【2026年版】

60代・70代向けお得な給付金4選

見逃していませんか?受け取れる給付金・使える割引

💬「年金以外にも受け取れる給付金はある?」
💬「介護施設の費用は軽くできる?」
💬「バスや地下鉄が安くなる制度は?」

60代・70代には、年金への上乗せ給付、介護施設の食費・居住費の軽減、地域の交通優待、60歳以降の賃金低下を補う給付など、条件に応じて利用できる公的制度があります。

この記事では、2026年10月14日時点の公的情報をもとに4制度を整理し、対象条件・具体的な金額・問い合わせ先を紹介します。

ご注意

⚠️ 重要な注意・免責事項
本記事は一般的な情報提供です。年齢だけで利用できる制度ではなく、所得・資産・年金・雇用保険・居住地等の条件があります。現金給付と費用の軽減を混同したり、制度の最大額を単純合算したりすることはできません。試算は条件を限定したモデルであり、実際の支給・軽減額を保証しません。申請前に必ず実施機関の最新の公式情報をご確認ください。

📑目次

まず確認!自分に関係する制度は? 🔍

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※これは該当する可能性がある制度の案内です。受給資格や支給額を判定・保証するものではありません。
各制度の条件をは必ず公式情報でご確認ください。

1.年金生活者支援給付金|年金に上乗せされる給付金 💰

1-1.対象となる条件

老齢年金生活者支援給付金は、主に次の条件をすべて満たす人が対象です。

  • 65歳以上で老齢基礎年金を受給している。
  • 世帯全員の市町村民税が非課税。
  • 前年の年金収入とその他の所得の合計が一定基準以下。
生年月日老齢給付金の所得基準補足的老齢給付金の対象となる所得範囲
1956年4月2日以降82万6,500円以下82万6,500円超~92万6,500円以下
1956年4月1日以前82万4,100円以下82万4,100円超~92万4,100円以下

※所得判定では遺族年金・障害年金等の非課税収入は含みません。障害・遺族基礎年金の受給者には別の年金生活者支援給付金制度があります。

出典:日本年金機構|老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金

1-2.いくら受け取れる?

2026年度の老齢年金生活者支援給付金は、月額5,620円が基準額です。国民年金保険料を480か月すべて納付した人が受給要件を満たす場合、月額5,620円、単純な12か月合計は67,440円です。

ただし、納付済期間や免除期間、所得などによって支給額は異なります。一律に5,620円支給されるわけではありません。

1-3.緑色の封筒が届いたら

新たに対象となる見込みの人には、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書」が送られます。2026年9月からの案内を受け取った場合は、封筒や請求書の提出方法・期限を確認してください。

請求が遅れると、支給開始月に影響する場合があります。 すでに受給中で引き続き条件を満たす人は、原則として毎年の請求は不要ですが、対象外になった後に再び条件を満たす場合には再請求が必要です。

確認先:日本年金機構

2.介護保険の補足給付|施設の食費・居住費を軽減 🏠

2-1.対象となる施設・条件

「介護保険負担限度額認定」は、所得・資産等の要件を満たす人について、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院や対象のショートステイの食費・居住費の自己負担を軽減する仕組みです。有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅などの費用は原則対象外です。

世帯全員および配偶者の住民税課税状況、本人の所得、預貯金等が判定に関係します。配偶者は別世帯でも判定対象となります。

所得段階(65歳以上の主な例)年金収入等+その他所得預貯金等の基準(単身)
第2段階年82万6,500円以下650万円以下
第3段階①年82万6,500円超~120万円以下550万円以下
第3段階②年120万円超500万円以下

※上記は対象要件の一部です。生活保護受給者等の第1段階、40~64歳、夫婦世帯の資産基準等は異なります。所得判定には非課税の遺族年金・障害年金を含みます。

2-2.30日間の負担はどう変わる?

特別養護老人ホームのユニット型個室を30日間利用し、食費・居住費の基準費用額と第2段階の負担限度額で比較したモデルです。

費用基準費用額で30日第2段階の負担限度額で30日
食費(1,545円/390円・日)46,350円11,700円
居住費(2,066円/880円・日)61,980円26,400円
合計108,330円38,100円

🏠 食費・居住費の30日間モデル比較

基準費用額の場合:108,330円

第2段階の負担限度額の場合:38,100円

差額:70,230円/30日

モデル上の差額は70,230円/30日です。これは基準費用額を使った試算で、どの施設でも同額が減額される意味ではありません。介護サービス費・日常生活費等は別途必要です。

出典:厚生労働省|サービスにかかる利用料

2-3.申請の流れ

市区町村の介護保険窓口へ負担限度額認定を申請します。
本人・配偶者の通帳等、預貯金等を確認する資料が必要になることがあります。横浜市では申請月の初日から有効とする扱いが案内されていますが、手続きは自治体に確認してください。施設利用が決まったら早めに相談することが大切です。

3.敬老パス・交通費助成|住む街で違う割引 🚌

3-1.主要14都市の敬老パス・交通優待を確認

高齢者向け交通優待は全国一律ではありません。
都市名を押すと制度の概要が開きます。詳細条件・申請方法は各都市の公式ページでご確認ください。

🚌 お住まいの都市の制度を確認

東京都|70歳以上

優待:年1,000円または12,000円。対象路線乗り放題

注意:都営交通・都内の対象民営バス等。JR・東京メトロ対象外

東京都の公式ページを見る

横浜市|70歳以上

優待:所得等により年3,200~20,500円。一部無料

注意:対象の市営バス・地下鉄・民営バス等

横浜市の公式ページを見る

川崎市|70歳以上

優待:対象バスが半額、またはフリーパス月1,000円~

注意:川崎市内の指定路線バス。鉄道は対象外

川崎市の公式ページを見る

さいたま市|―

優待:市独自の一般高齢者向け一律乗車助成は確認できず

注意:シルバーカード自体は無料乗車券ではない

さいたま市の公式ページを見る

千葉市|―

優待:旧敬老乗車券は廃止

注意:団体向け外出支援等は別制度

千葉市の公式ページを見る

札幌市|原則75歳以上

優待:1万円分の利用額につき自己負担5,000円。年間上限あり

注意:70~74歳の既存利用者等は経過措置あり

札幌市の公式ページを見る

仙台市|70歳以上

優待:チャージ額の10%または25%を自己負担

注意:対象の市バス・地下鉄等。年間チャージ上限あり

仙台市の公式ページを見る

名古屋市|65歳以上

優待:年1,000円・3,000円・5,000円

注意:対象の市バス・地下鉄等。年730回まで。一部JR・私鉄は後日還付

名古屋市の公式ページを見る

京都市|生年月日により70~75歳

優待:所得条件付きフリーパス(年0~45,000円)か、敬老バス回数券

注意:合計所得700万円以上は原則対象外。指定交通のみ

京都市の公式ページを見る

大阪市|70歳以上

優待:対象のOsaka Metro・大阪シティバスが原則1乗車50円

注意:JR・私鉄等は対象外

大阪市の公式ページを見る

神戸市|70歳以上

優待:対象交通機関を小児運賃で利用

注意:市営地下鉄・市バス等。JR・一部私鉄対象外

神戸市の公式ページを見る

広島市|条件付きで65歳以上

優待:要支援者年2,500円・要介護者年5,000円の外出交通費助成

注意:認定・所得要件あり。一般高齢者一律の敬老パスではない

広島市の公式ページを見る

福岡市|70歳以上

優待:所得段階・申請月によって年2,000~12,000円相当を交付

注意:介護保険料所得段階1~7等。毎年度申請

福岡市の公式ページを見る

北九州市|70歳以上

優待:北九州市交通局の有料定期:70~74歳は年48,000円、75歳以上は年24,000円

注意:市営バスの対象区間で利用。利用頻度によっては通常運賃が安い

北九州市の公式ページを見る

※2026年10月14日時点の調査概要。自治体の助成と、公営交通事業者が販売する有料商品を含みます。都市間の優劣ランキングではありません。居住要件・所得条件・路線制限・申請期限にご注意ください。

3-2.東京都の交通費は年間どのくらい変わる?

東京都シルバーパスを例に、都営バス23区内一般系統(片道210円)で月10・20・40回乗った場合を計算します。年1,000円区分は住民税非課税など、年12,000円区分はその他の対象者です。2026年10月から記名PASMO方式になっています。JR・東京メトロは対象外です。

月間片道回数通常運賃の年額1,000円区分との差額12,000円区分との差額
10回25,200円24,200円13,200円
20回50,400円49,400円38,400円
40回100,800円99,800円88,800円

※差額は節約額のモデル。1回=片道1乗車・12か月利用。PASMOを新規に取得する場合の預り金500円と初期チャージ500円は含みません。初期チャージは利用可能残高であり、全額を手数料とはみなしません。

出典:東京都シルバーパス、東京都交通局の普通運賃

3-3.自治体の制度を探す方法

「〇〇市 敬老パス」「〇〇市 高齢者 交通費助成」などで検索し、市区町村・交通事業者の公式サイトを確認しましょう。定額券は利用回数によっては通常運賃の方が安い場合もあります。

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4.高年齢雇用継続給付|60歳以降の賃金低下を支援 👔

4-1.主な受給条件と支給率

雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金は、原則として60歳以上65歳未満の一般被保険者で、被保険者期間5年以上、60歳時点等と比べ賃金が75%未満に低下した人などが対象です。

2025年4月1日以降に60歳到達等の所定条件を満たした人は最大支給率10%、それ以前に条件を満たした人は経過措置により最大15%です。実際の支給率は賃金の低下率で変わります。

2026年8月以降の対象月に適用される支給限度額は397,369円です。支給対象月の賃金がこの額以上の場合は支給されません。

4-2.給与が30万円から18万円になった例

60歳時点等の賃金月額が30万円で、再雇用後に18万円へ低下した場合、最大支給率10%が適用される人の月額給付は18,000円です。

同じ条件で12か月すべて受給できた場合の単純合計は216,000円です。実際の給付対象期間・給付額・年金との併給調整等は個別に異なります。高年齢雇用継続給付は非課税です。

👔 60歳時点と再雇用後の給与を比較
60歳時点等の賃金月額

300,000円

低下後の月額賃金

180,000円

賃金低下率60% ↓ 最大支給率10%のモデル

高年齢雇用継続給付(月額)

18,000円

同じ支給条件が12か月続いた場合:216,000円(単純合計)

※最大支給率10%が適用される人の例。雇用保険の被保険者期間、支給限度額、年金との調整などにより実際の額は異なります。出典:厚生労働省・高年齢雇用継続給付Q&A。

4-3.手続きの確認先

一般的に勤務先を通じてハローワークに申請します。再雇用後の賃金低下が該当しそうなら勤務先の人事・給与担当者に相談しましょう。

出典:厚生労働省|高年齢雇用継続給付Q&A

5.まだある!確認したい公的支援制度 📌

公的支援制度

制度主な対象支援の仕組み
高額療養費制度医療費の自己負担が高額になった人所得・年齢等に応じた上限を超えた負担を軽減
高額介護サービス費介護保険サービス費が高額になった人対象となる自己負担上限の超過分を払い戻し
高額医療・高額介護合算制度医療・介護の両方を利用する世帯1年間の対象自己負担を合算して軽減
加給年金厚生年金加入期間や配偶者等の条件を満たす人老齢厚生年金への加算
高年齢求職者給付金65歳以上で離職・求職するなど一定の条件を満たす人雇用保険の一時金
介護保険の住宅改修費要支援・要介護認定者手すり・段差解消などの対象工事費を一部給付

いずれも個別の条件があります。特に高額療養費制度は2026年8月診療分から月額の自己負担上限が見直され、年間上限も新設されています。 古い情報のまま判断せず、最新の上限額をご確認ください。

出典:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」

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■年収の壁と税金・社会保険の関係については、
⇒ 年収の壁2026一覧|106万円・130万円などの違いを解説

6.まとめ|「自分も該当するかも」と思ったら ✅

4制度はそれぞれ対象が違います。年金生活者支援給付金は所得等、介護の補足給付は施設・所得・資産、交通優待は居住地、高年齢雇用継続給付は年齢・雇用保険・賃金低下率が重要です。

制度確認・相談先
年金生活者支援給付金・加給年金日本年金機構・年金事務所
介護保険の補足給付・高額介護サービス費市区町村の介護保険担当窓口
敬老パス・交通費助成市区町村の高齢者福祉担当・交通事業者
高年齢雇用継続給付・高年齢求職者給付金勤務先・ハローワーク
高額療養費加入する医療保険者

利用できそうな制度があれば、公式ページで最新の対象条件と申請期限を確認しましょう。

主な参考情報

情報基準日:2026年10月14日。本記事は一般的な情報提供であり、個別の受給資格・金額・申請結果を保証するものではありません。

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